$ 0 0 LOVEという単語も何に訳すかが問題でした。 二葉亭四迷をはじめとする明治の文学者たちが「愛」と翻訳しました。 日本にLOVEという概念はなかったのです。 縁を大事にし、助け合って生きていた江戸時代の日本人にとって、当たり前のことだったからでしょう。 イエスキリストは「汝の隣人を愛せよ」と言いましたが、江戸時代の人たちは言われなくてもやってきたことだと思います。 単語が存在しないというのは素晴らしいことでもあります。 意識の世界に出さなくても、当然のこととして内在されてきたからです。