プレミアム上映会のみなさんのリアクションが字幕に反映しています。
昨日も言いましたが、「ワンネス」ではオカマと天使が言い合いをするシーンがあります。
脚本を書き監督をやった僕としては、あのシーンで笑いが取れると思っていました。
ところが笑った観客は少なかったのです。
みんな主人公である智也を凝視していました。
僕は思いました。
「背後の言い合いを字幕にすれば、外国人はブレてしまう」
こうして字幕をつけることをやめたのです。
映画製作にとって監督は神のはずです。
しかし観客(人間)の反応を見て、方針変更しました。
運命を作ったシステム(もしかすると神)は、人間の反応で方針変更をしているかも知れませんね(笑)。