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映画「ワンネス」「和」 夢を捨てる2

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 昨日は、本田選手のことを否定的に書きました。
 ああいう人生に何の価値があるのか・・と。
 それに対して、いろいろな人生があってもいいじゃない的な意見が、かなりありました。
 それって愛が無いと思います。
 愛は自分の意見を表出することです。
 そして私が彼なら、イヤです。
 私のほうが彼と握手をできると思っています。
 もうひとつ、理由があります。
 人生は暇つぶしだと書いた為末さんは元アスリートでした。
 アスリートはアスリートで人生を終わることができません。
 方向転換をするとき、辛口の意見はとても役に立つというのです。
 ところで私は本田選手が大好きです。
 チームとか国のためではなく、自分個人に焦点を当てた夢を語っているからです。
 けれど私との大きな違いは、彼は夢を追い続け、私はそこに価値はないと思っている点です。

映画「ワンネス」「和」 戦争で儲ける

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 昨日、日経平均株価が350円も下落しました。
 ほとんどの銘柄が下げました。
 ウクライナの戦争→円高→株価下落の図式だそうです。
 これを知ったとき、私は株を買いました。
 ほとんどの銘柄が下げているので、どれを買っても儲かるはずです。
 でも私は、「当事者」になりたかったのです。
 トラさんは「和」のインタビューで戦争について言いました。
 
「私の考えでは、戦争が起こってもこれは宇宙が運転していくための条件の一つです。必要なことなのです。 〜中略〜 一部の人は、戦争で金持ちになり、一部の人は戦争で貧乏になります。これも宇宙には、自分の運命を発展させるためにいいこととか、悪いことが自動的に現われてきます。戦争は宇宙のルールです」
 
 ウクライナの戦争で株価が大きく動いたとき、これで金儲けをする人、貧乏になる人が出ます。
 今は機関投資家と言って会社で株の売り買いをするのが大半です。
 ということは、直接株に関わらない人も、そういう会社の恩恵を受けます。
 
 戦争反対を唱える人は多いと思います。
 トラさんのインタビューを載せたとき、「戦争だけはイケない」と言う人も多かったです。
 ではここで、株を買って儲けることは、イケないことでしょうか?
 
(また、人それぞれだというレスがきそうですが(笑))

映画「和」 無 意 識 が お 金 を 運 ん で く る

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 以下、本日のメルマガの文章です。
 
 少し前、引き寄せの法則がはやりました。
 意識を強く持てば、すべてを引き寄せられるというものです。
 それで億万長者になれましたか?
 ズバリ言います。
 
 意識がお金を運んできません。
 
 お金は無意識が運んでくるのです
 
 次の映画は「和」という題名です。
 日本人の良さである無意識の世界を描きました。
 
 公式ホームページをご覧ください。
http://www.wa-movie.jp/

映画「ワンネス」「和」 字幕と意識と無意識

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 英語とフランス語の字幕が入りました。
 まるで別の映画です。
 映画には沢山の日本語があふれていますが、すべて字幕に出すわけにはいきません。
 映画として焦点を当てた部分しか出しません。
 たとえば「ワンネス」ではオカマと天使が言い合いをするシーンがあります。主人公の背後で激しく言い合いをしますが、カメラは主人公である智也の顔をアップでとらえています。
 ここで言い合いを字幕に出せば、そっちのほうが重要になります。
 だから字幕に出しません。
 こうすることで智也の表情に気持ちが移ります。
 母国語の世界では、これを自動的に行っているはずです。
 別な言葉でいえば、無意識と意識の境目が自動的にズレるのです。
 しかし字幕には無意識の世界はありません。
 書いたものはすべて意識の世界です。
 この気づきは、けっこう大きいです。
 もう少し深く掘り下げる価値がありそうです。

映画「ワンネス」「和」 方針変更

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 プレミアム上映会のみなさんのリアクションが字幕に反映しています。
 昨日も言いましたが、「ワンネス」ではオカマと天使が言い合いをするシーンがあります。
 脚本を書き監督をやった僕としては、あのシーンで笑いが取れると思っていました。
 ところが笑った観客は少なかったのです。
 みんな主人公である智也を凝視していました。
 僕は思いました。
「背後の言い合いを字幕にすれば、外国人はブレてしまう」
 こうして字幕をつけることをやめたのです。
 映画製作にとって監督は神のはずです。
 しかし観客(人間)の反応を見て、方針変更しました。
 運命を作ったシステム(もしかすると神)は、人間の反応で方針変更をしているかも知れませんね(笑)。

映画「ワンネス」「和」 日本語が消滅する瞬間

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映画「ワンネス」では水島教授の授業に、次のスライドを出すことになりました。
 
「低次元
モールス信号を作ったモールスが公開実験した翌日、
新聞は、空間が消滅したと報じた。
モールス信号は一次元だ。
次元を落とせばいつでもどこでもの世界になる」
 
 このスライドが脚本の段階で入っていれば、水島教授のフォローがあったはずです。
 しかしプレミアム上映会のあとで挿入が決まったのです。ロケのやり直しはできません。
 この文章がスクリーンいっぱいに出るだけです。10秒間で読んでもらわなければならないからです。
 母国語が日本語の時に放映されるときは問題ありません。
 しかし英語とフランス語の翻訳が入ると別です。
 スクリーンが文章だらけになります。
 それなので、日本語をカットしました。
 外国人にとっては日本語は邪魔だからです。
 つまりですね、この瞬間、映画「ワンネス」は、母国語が英語かフランス語に変わるのです。
 日本人がこの映画を見ていると、たぶん理解できないと思います。
 映画にとって言語の問題は、面白いです。

映画「和」 フランス人シェフへのインタビュー

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 映画「和」には英語とフランス語の字幕が付きますが、フランス語の字幕が無くなり、英語だけになるところがあります。それはフランス人がインタビューされる場面です。
 洋画に日本人が出てきて日本語でしゃべると、そこは日本語の字幕が無いのが普通です。それと同じです。
 でもいつも私は、スクリーンの日本人を見て気恥ずかしくなります。
 だってなんか、かっこ悪いし(爆)。
 これは私がプライドを持っていないのが原因でしょうか
 ではフランス人が「和」に出てくるフランス人を見たら、どう感じるのでしょう。
 彼はフランス洋菓子店のシェフです。
 麻布にも店をだして、すでにブランド化しています。
 フランス政府から国家功労勲章までもらっています。
 私のインタビューに対しても、なかなか良いことを答えています。
 たとえば
「地球は出来の悪い星だと思いますか?」
「地球が良いかどうかって? もちろん、とてもとても良いことはたくさんあります。とうぜんです。そうでなければ私たちが地球にいることはないでしょう。地球を良いものにしようと貢献するのは、私たちに他なりません。たしかに多くの問題もありますが、でも、それで良いのです」
 決め手はこれでした。
「和と同じ意味のフランス語はありますか?」
「ああ、この質問については、まさに誰かと話したことがありますよ。フランス人とね。そして答えを探したけれども、われわれはノーです。日本語にはこういう実に日本的なものを意味する「和」という言葉がありますが、ボクたちにはありません。「和」といったような意味深い言葉はありません」
 渋谷のスクランブル交差点の人の波を映しながら、このインタビューが流れ、エンディングへと向かいます。
 私はフランス語がわからないので、彼が何と答えているか、リアルタイムにはわかりませんでした。でも翻訳があがってきて「ヤッタ〜」と思いました。映画の題名はフランス人にはワカラナイのです。もしも同じ単語があれば、この映画はそのひとことで表現できてしまうことになります。
 話は戻りますが、フランス人がフランス人のインタビューを聞いて、日本人の私のように気恥ずかしくなるのでしょうか、それとも別の気持ちを持つのでしょうか・・。
 以下が彼のプロフィールが載っているアドレスです。
http://www.lepommier-patisserie.com/prof.html

映画「ワンネス」「和」 主題歌は無意識で聴く

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 「和」の主題歌の歌詞は一般の人にとっては難しいはずです。
 これで始まります。
 
耳を澄ませて ワッチする
一千キロ彼方から
電子の乱舞が 地球を覆い
君の声を 運んでくる
 
 でも、すでに聞いた人はいると思いますが、まったく抵抗なく入ってくるはずです。
 アマチュア無線の超マニアな歌詞なのに・・です。
 なぜでしょう?
 それは、映画のセリフは意識で聞く(読む)のに対して、主題歌は無意識で聴く(読む)からだと思います。
 メロディがあるから受け身になるのだと思います。
 受け身に入ったとき、人は無意識が優先するようになる。
 これって意識と無意識を考える大きなヒントになりそうです。

映画「ワンネス」「和」 映画で戦争が無くなる

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 身の程知らずだと言われそうですが(笑)、映画「ワンネス」と「和」をカンヌに向けて発送しました。
 予選と決戦があるのですが、予選で落ちてもカンヌに行きます。
 外で開かれるフィルムマーケットで売るためです。
 海外の放送局に向けて売り込みます。
 日本よりも世界で勝負したいのです。
 同時に映画「スープ」も売ります。
 どの作品にもスープの情報が入っています。
 前世を記憶する方法です。
 何か国に売り込めるかわかりませんが、買ってくれた国からは前世記憶者が誕生すると思います。
 その数が次第に増えていけば、身内や友人が敵国に生まれ変わることも出てきます。
 そうすると地球全体に同朋が増えていきます。
 戦争は自動的になくなります。

映画「ワンネス」「和」 神 様 が お 金 を 運 ん で く る

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(きょう出すメルマガです)
 
 意識、無意識の関係は氷山に例えられることがあります。
 海面の上に出ている部分が意識で、海面下が無意識です。
 
 意識は1割で、海面下の無意識は9割です。
 
 意識はほんの少し顔をだしているたけです。
 あなたがお金儲けをたくらんだとしても、海上に獲物はほとんど見えません。
 努力したって、たかが知れています。
 これが今までのあなたの人生でした。
 
 無意識は海面下ですべてとつながっているのです。
 お金を魚に例えるなら、海面下には無数の魚がいます。
 けれどあなたは、意識を通した世界ばかりを見ているので、魚に気づきません。
 
 地球を取り巻く海は広大です。
 それは神様に例えられるはずです。
 だって氷山の下はすべてとつながっているからです。
 
 水面下にはお金がザクザクあります。
 さっきも言ったように、意識は海面上に出ているので、それが見えず、ゲット
することもできません。
 
 でも安心してください。
 神様がお金を運んできます。
 
 えっ、ちっとも運んできてくれなかったって?
 
 あなたがこういうシステムを知らないからです。
 神様だって無視されていれば、その気にならないでしょう。
 
 神様がお金を運んでくるシステムに気づけば、これからのあなたの人生は、大
きく変わるはずです。
 
 映画「和」のプレミアム上映会でそのシステムを話します。
 お申し込みはいますぐどうぞ。
 
http://www.moritaken.com/default.asp?pcode=100&mcode=000&vcode=110pc

映画「ワンネス」「和」 今の地球人のまま戦争が無くなる

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 私は今存在している地球人全員を肯定したいと思っています。
 戦争を起こす国に生まれれば、私もそういう人間になると思っています。
 
 しかし一部の人は、そう考えていないようです。
 戦争を起こす人は、成長が足らないという人もいます。
 カルマのせいだという人もいます。
 でもそれは、人間を肯定していないと思います。
 
 私を含めてほとんどの人は、弱いです。
 弱いからこそ嘘もつきます。
 それでいいんです。
 戦争は絶えません。
 
 しかし・・
 身内や友人が生まれ変わって世界中に散らばった場合、弱いからこそ戦争ができません。
 
 戦争が無くなる原因を「人類の進化」にしたくないです。
 もしもそれをやってしまえば、地球人は今の自分を肯定できなくなるからです。
 
 地球人は今のままで、情報が変わることで戦争が無くなる・・。
 こうでなければなりません。
 
 というわけで、カンヌの予選に落ちても、外のフィルムマーケットで全世界に向けて、映画を売りまくります。

映画「ワンネス」「和」 運命を受け入れれば平和が来る

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 映画「ワンネス」も「和」も、サインという問題を提起しています。
 でも考えてみてください。良いことや悪いことの前兆としてサインが来るということは、未来は白紙ではないということです。
 ふたつの映画は、運命は決まっているという問題を投げかけています。
 これが戦争を無くするのです。
 
 なぜなら戦争は、諦めないから起こるのです。
 
 運命が決まっている時、敵を憎んでも始まらないです。
 だってバカバカしいでしょう?(笑)
 
 運命が決まっていることを前にして、人類は一種の諦めの状態に入っていくと思います。
 そんなことになれば、発展はないでしょうと言われそうですが、むしろ逆です。
 運命を味わうために今に集中するようになります。
 
 戦争は、未来は白紙だと誤解している人が起こすのです。
 それがなくなれば、平和が来ます。

映画「ワンネス」「和」 佐野美代子訳『すべてうまくいく』

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 佐野さんは「ワンネス」と「和」の両方に出演していただきました。
 その彼女が翻訳本を出しました。
『すべてうまくいく』(角川書店)です。
 昨日読みましたが、大変に面白かったです。
 病気をアファーメーションで治すのです。
 ファーメーションとは肯定的な断言です。
 たとえば生殖器に問題がある人は「ありのままの自分で安心だ」と思えば良いのです。
 顔に問題がある人は「ありのままの自分で良い。私は自分自身を表現する」と思えば良い。
 基本的に「ありのまま」は病気を治す方向に向かうみたいです。
 ところで私自身の人生のアファーメーションといえば、次のセンテンスです。
 
 神に恋しています。
 
 (笑)
 
 神を信じるという人がいますが、信じられる側に立ってみれば、気分悪いでしょう(爆)。
 だってすでに存在しているのに「信じる」とか・・(汗)
 恋をすれば自分もウキウキすると同時に、相手もウキウキするでしょう。
 話がそれましたが、佐野美代子訳『すべてうまくいく』はとても面白い本です。
 

映画「和」 人生で成し遂げたいものは無い

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 昨日は佐野美代子さん訳の『すべてうまくいく』を紹介しました。
 実は映画「和」ができるきっかけになったのは、佐野さんから「ザ・シークレット」のDVDをいただいたことなんです。
 映画会社は言いました。
「何かドキュメンタリーを作りましょうか・・」
 私は受け身的に動く人間です。
「うーむ、できるかどうかわかりませんが・・」
 というわけでドキュメンタリー映画がスタートしたのです。
 つまり・・です。
 僕の内面には、「これを作るんだ」というものは何もありませんでした。
 だからいったい何を撮ればいいんだ・・が、大問題でした(笑)。
 これは私の人生全体に言えることです。
 私には何かをなしげたいというものが、もともとありません。
(続く)

映画「和」 社会変革の映画は作れない

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 私には社会を変えようという気は、もともとありません。
 日本は民主国家です。社会を変えようとすることは、他の人たちを無視しています。
 映画監督になったからとはいえ、同じです。
 いえ、監督になったからこそ、社会を変えようとするような映画は慎むべきだと思っています。
 映画監督は、そうそうなれるわけではないと思います。
 監督になれば、多少の影響力は出てきます。
 その力を利用して社会を変えるなど、観客をバカにしています。観客は社会変革の手段ですか?
 というわけで、私には社会性のあるドキュメンタリー映画は作れないのです。
 じゃあ一体、何を作ればいいんだ?(笑)
(続く)

映画「和」 『このままでよい』

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 社会変革の映画は作れない・・と昨日書きました。
 では、何を作ればいいかと思ったとき、浮かんだフレーズはこれです。
 
『このままでよい』
 
 現状維持を映画にするのです。
 えーー、そんなの、映画にする意味はないじゃん・・という声が聞こえそうです。
 でも考えてみて下さい。
 私たちの周りには「夢を持て」「頑張ればできる」的なメッセージばかりがあふれています。
 
 自分や社会を変革する必要など何もない・・これを映画にしようと思ったのです。
 タイトルも「和」になりました。
 
(続く)

映画「和」 3.11の正の遺産

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 去年の7月、映画「和」の企画書ができました。
 タイトルは『このままでよい』です。
 以下、本文です。
 東日本大震災は負の遺産を残したと言う人が大変に多いです。
 例えば『がんばろう日本』という標語です。これは「こんな辛い状況でも、強く生きていかなければならない」というメッセージです。
『震災の記憶を忘れない』も良く耳にする言葉です。
 それは辛い経験だったけど、強く生きていかなければならない的な負の遺産の側面が強いです。
 日本人が駅の階段に並んで寝たり、暴動にならなかったりして、外国から賞賛されたことは正の遺産です。しかし当の日本人が忘れていることです。
 多くの人は今のままの日本人でいいという意識はほとんど無いと思います。
 変わらなければいけない、もっと成長しなければダメだと思っている日本人が大半です。
 以上が企画書の一部です。
 このドキュメンタリーは『このままでよい』を撮るのです。
 ところで頑張るとか努力するという言葉の裏には、その対象に対して、肯定的な思いを持っていないと言えるのではないでしょうか。
 言い方は悪いですが、「イヤイヤやる」のが「がんばる」みたいな・・。

映画「和」 自己超越

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 企画書の続きです。
 アメリカの心理学者であるアブラハム・マズローが、人間の欲求についての理論を発表しています。
 それによると人間の欲求は
1.生理的欲求・・・食欲や睡眠など本能的な欲求
2.安全欲求・・・危険を回避し、安全に暮らしたい欲求
3.所属の欲求・・・他者と関わる欲求
4.承認の欲求・・・認められたい欲求
5.自己実現欲求・・・自身の理想を実現したい欲求
の5段階で、下位の欲求を満たした人はより高次に移行するというものです。
 しかし、あまり知られてはいませんが、マズローは自己実現欲求の更に上に“第6の欲求”を発表しました。 「自己超越」です。これは「在ること」のレベルで生きている、謙虚である、多視点的な思考ができる、外見は普通である…という意味を含みます(Wikipediaより)。
 この第6の段階が日本人の「和」ではないでしょうか。
 第1段階から第5段階までは利己的欲求ですが、第6段階は利他的欲求だと思うからです。
 日本人は安否を尋ねられたとき、肯定的な返事の最初に「お陰様で」という単語を付けることが多いです。相手が自分に何がしかの利益を与えていないときにもです。これも「和」だと思います。「和」というのは繋がりであり、間接性も表わしているのです。
 世界はずっと、直接的な利己的欲求でやってきたと思います。今こそ、日本人の美徳である「和」の精神を世界に発信すべきだと思います。
 しかし"和をもって貴しと為"せば、自分は損をしてしまうと思う欧米人もいるかも知れません。そうではないことを我々日本人が語れば良いです。
 一国が勝つのではなく、地球全体が勝つ方向に動き出すかも知れません。ドキュメンタリー「和」がその布石になれば幸いです。

映画「和」 ワクワクとドキドキの違い

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 昨日は、マズローの欲求の話を書きました。
 それで気づいたことがありました。
 ワクワクとドキドキの違いです。
 以前、宇宙人が「ワクワク生きなさい」とチャネリングを通して言ってきました。
 僕はそれに賛同できないでいました。
 その理由が、昨日マズローの欲求の話を書いたことでわかりました。
 ワクワクは、第五段階の自己実現欲求が基盤にあるのです。
 なぜならワクワクには負の要素がありません。
 第六段階の自己超越は「在ること」と言われているように、正負の両面があります。
 これはドキドキです。
 なぜならドキドキには正負の両面があるからです。
 恋をしたときはワクワクよりもドキドキです。
 いつ振られるかわからないからです(笑)。
 ワクワクには夢や希望を感じます。
 しかしドキドキは、今ここを感じます。
 つまり「在ること」です。
 高校生のとき、他の生徒の品行方正が良すぎるので僕は掃除をサボるという行動に出ました。
 このときは、やはりドキドキです。
 負のリスクを背負っている時、ワクワクではなくドキドキです。
 僕は神に恋しています。
 これもワクワクではなく、ドキドキです。
 日本人全般もワクワクではなくドキドキで生きているような気がします。
 なぜならワクワクは自分の内部に完結しています。それに対してドキドキは周囲に開かれています。
 日本人は横のつながりを大事にして、今を生きていると思うからです。

映画「和」 ワクワクとドキドキの時間的違い

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 ワクワクとドキドキについて時間というファクターを入れて考えてみたいと思います。
 ワクワクには期待感があると思います。
 それは、過去に経験したことが前提のはずです。
 ドキドキは、何が出てくるか分からない気持ちが含まれていると思います。
 それは過去に経験したことでないかも知れません。
 だからドキドキなんです。
 もしかすると生命の危険に関係するかも知れません。
 マズローの法則では第一段階の欲求も危なくさせる可能性も含むのがドキドキです。
 
 ひとことで言えば、ワクワクは過去の繰り返しを多く含んでいます。
 ドキドキには今しかありません。
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