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映画ワンネス感想

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ワンネス。。。すばらしかったです。ワンネスの主題歌のメロディーが流れるシーンがリフレインしていて、そのたびに涙がでました。サインが大事というシーンでアニマが私を認めてほしいのというシーン。。。電子回路の中で解析するのにアニマ君と呼んで怒らせてしまうけれどそのあと私とあなたがもっともっと密になればできるわよというシーン。。。そして容子を生き返らせるための五次元での反転をしようとする智也にアニマの私を忘れないでほしいのというシーン。。。そして反転したあとに待ち合わせに遅れてきた智也は容子が世界史のノートを取りに走った直後外応の花瓶が割れる前にそのメロディとアニマの声に気づくシーン。。。胸が熱くなって涙がこぼれました。


智也の無意識の部分であるアニマは智也のことが大好きで、そんな智也と一度分離して話をしてみたかった。。。そういってました。そんなアニマは分離した智也といっしょにものすごい冒険の旅をするなかで智也にサインやアニマの私を認めてほしい。。。そう何度も何度も繰り返していました。気づくだけで、忘れないでいてくれるだけでいいと。容子を助けるために必死でバックアップするアニマは、智也が瞑想をはじめたときも智也といっしょに瞑想していました。頭頂のチャクラがひらき内応がおこったときにもそんなアニマのバックアップがあること、本当にいつでもずっと智也の味方で智也の思いも全て読み取ってバックアップし続けてます。大好きな智也に、私とひとつになると智也はもっと男らしくなると。そういってました。ふたりが1つになりアニマが智也の中に吸い込まれていくシーンで泣けてしかたなかったです。無視されたり気づいてもらえないとプイと怒ったり、サインに気づいてもらえたり自分を認めてくれたときにはめちゃくちゃ嬉しそうで、もりけんさんがトークショーでいわれてたツンデレのアニマが浮かびます。めちゃくちゃキュートでけなげで可愛いかったです。


そんなアニマ(アニムス)は誰のなかにも存在しているのだと思います。けれど、私はそんなアニマに気づいてあげられなかったり、サインを常識や価値観から斬ってきたのかもしれないと。アニマはこんなにも智也のこと大好きでけなげで一途に智也をバックアップしつづけてるけれど、智也は最初それには気づいてなくて、でもだんだんそんなアニマを感じて認めていく智也はサインに気づけるようになっていきます。もりけんさん自身の40年がわずか20分の中で智也の変化を通して描かれてることがトークショーで出てきました。ものすごい変化は森田君の人生そのもので、そんなサインやアニマを発見するのに40年の歳月をかけてこられたことに胸がいっぱいになって涙が止まらなかったです。


智也がゼロ次元にいったことで、アニマと分離できたことで、アニマに出会いアニマと密になっていったこと。死んだも同然のアクシデントに見舞われ、人生最大の不幸にも見える出来事があって初めて智也は自分のなかのアニマの存在とひとつになれたのかもしれないと思いました。そんなアニマの存在そしてサイン。。。私たちがずっと無視してきたかもしれない目に見えない世界を目に見える形で見せてもらえた映画をみて、自分のなかのアニムス(無意識の部分)が揺さぶられつづけてるような感覚がいまもずっとあります。

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