昨日は、時代背景を書きましたが、その続きです。
60年代は自己変革の時代でした。それは学生運動で盛んに使われた単語でした。
70年代から自己実現と呼ばれる時代に入りました。書籍の世界でも自己実現系が店頭を飾り続けました。
ファンタジーが全盛になった今は自己拡大の時代と言えそうです。自分の夢をより大きく拡大して実現したいのです。夢を表現する系の映画・音楽も大変に多いです。
60年70年代になぜ自己拡大が無かったのかと言えば環境の変化が激しくて、夢を固定している暇もありませんでした。環境変化についていくのがやっとだったからです。夢の実現がクローズアップされる今は、環境に目がいかなくなった証拠でもあります。
いよいよ次の四半世紀に入るのですが、キーワードは自己超越だと思います。
(続く)
歴史は四半世紀で変わるという仮説のもとに考えています。
でも過去を振り返ってみれば、当たっているような気がします。
すごいのは世の中全体として、動いていくということです。
時代の切り替わりもハッキリしています。
特に日本の場合、流行はあっと言う間にすたれるからです。
今はファンタジーの時代ですが、あっという間に変わり、魔法が出てくるような映画は減少すると思われます。