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映画『和』プレミアム上映会――映画感想3

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 昨日のメインコーナーで「遊び」というキーワードが出ました。その内容を受けての感想です。
 フィクション部のラストで、アンドロメダ星人がホログラムの技術を使って、流星たちの部屋に表れるシーンがあります。
 アンドロメダは地球より文明が発達していて、その技術が地球に届いた瞬間でした。
 その高度な技術が遊びに使われているというのが、すごくいい感じで、ホッとさせるものを感じたのです。
 流星もアンドロメダの女性も「イエーイ」とやっているところが良かったです。
 
 地球と宇宙との交流を想定したとき、高度な技術が流入してさらに進化するということを考える人は多いと思います。
 けれど、利用する意識が、同時に争いを生むのではないか・・という気がしてきました。
 アンドロメダのホログラム技術で、流星たちは自分のアニマ・アニムスに遭遇するという、感動的な体験をしました。
 それは純粋にときめきであり、遊びでした。役立てるために利用する意識はゼロです。
 流星は最初の自己紹介のときにも「遊びで無線通信をやっています」と言いました。
 流星君のような人なら、宇宙人ともうまくやっていけるのではないかと、本当に思えたのです。
 
 もう片方では銃撃戦が始まっているのですが、それでも深刻な顔をして「今すぐ何とかしなければ」という切迫した雰囲気にはなりません。
 普通は、大変なことが起こっているときに遊びを持ち出すと「不謹慎だ」と非難されるのかもしれません。
 ですが、遊びで明るい交流をやっていることが、間接的に争いのエネルギーを中和するように感じられました。
 無意識が変える・・ということが表現されていました。
 地球の3人が心のパートナーと手を繋いで笑っているところは、平和的で楽しそうで、あたたかかったです。

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