昨日、ワンネスのレベルアップ完成試写が新宿のスタジオでありました。
家を出るとき雪が降っていたので、傘をさそうとしたら柄が曲がっていました。
仕方がないので新しく買っておいた傘にしました。
この時点で僕は気づいています。
「げー、これと同じことがこれから起こるんだ」
スタジオには毎日行っていますが、一昨日、僕は背景音楽のダメだしをしていました。
そのため、スタッフは徹夜をしたはずです。
スタジオに着いたら、作り直した曲がダメだったのです。
さらに新しいものに作り直す作業が発生しました。
これでワンネスの完成が一日遅れます。
今朝になって、「サインはリフレインしているはずだ」と思い、昨日のことを思い出しました。
駅に着いて電車が来たのですが、それに乗りませんでした。
下北沢から新宿まではどれに乗っても早く着くのに、乗らなかったのです。
その電車は新宿で一段深いホームに着くので、エスカレーターを沢山上る分、時間がかかると思ったのです。
ところが次の電車は雪の影響で、かなり遅れて到着です。
背景音楽を聞いたとき、スタッフたちは「これでいいですよね」と言いました。でも僕はダメだと言いました。僕の意思でダメだしをしたので、最初の電車に乗らなかったことと相似形です。次の電車が遅れることは、ワンネスの完成が遅れることと相似形です。
昨日は、傘と電車というふたつの方法で知らせていたのです。
これは同じ場を共有しているからだと思います。
ところで問題の背景音楽は、何度もリフレインするのです。それが目的で作り直しています。
映画の中でのリフレインに共鳴して三次元の世界までリフレインしているのが可笑しいです(笑)。