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「ワンネス」感想です。

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私には映画にのぞんで課題がありました。もりけんさんの「まだ見ぬ新しい自分に出あう」です。みっつのテーマとインタビューの質問も意識していました。「ワンネス」はひとつのシーンがたくさんの意味を持っています。トラップだらけと言えるかもしれません。ストーリーを追うだけでも面白いです。隣のコーナーに書いたように表現方法も面白いです。生真面目で融通の効かない人には面白さはわからないかもしれませんがゲームや漫画の好きな人には絶対受けるはずです。
でも何よりもりけんさんの探究してきたことが表現されていることを発見する事は宝探しのようです。でもそれらは私の課題ではありません。でもここはネタバレを書くところなので一個の3分の一だけ書きます。最初の宇宙に浮かぶ地球です。小さな南極がだんだん大きくなっていきます。この物語は「ワンネス」です。このシーンがある意味すべてです。(おしまい)
私がトラップを説明したら発見する楽しみがなくなるのでやめます。
「課題1」本当の自分とは何か。映画を見た後生ビールで乾杯しほろ酔いで電車に乗りました。目の前に中年のどこにでもいるおっちゃんが座っています。なんて言っていいのかわからないのですが突然意識と無意識の分離を思い出し、私の無意識はこのおっちゃんかもしれないと思ったのです。智也の前に容子そっくりのアニマが現れます。可愛い女の子だから映画を見ている時は違和感なく受け入れていました。でもよく考えて見るとまったくの理解不能の別人格として現れているわけです。男の子が女の子のことなんてわかるはずがありません。目の前のおっちゃんに「俺はお前でもある」なんて言われたら、そう思った瞬間アニマ、アニムスとはどういうことなのかわかったようにおもいます。いえ、無意識とはそれぐらい意識の私から無視されていたのです。でも記憶力に優れ、未来につながっていて、他のすべてとつながっている無意識、無敵です。それならなぜ意識が存在しているのか、意識の意味はと考えてしまいます。無意識が無敵なら意識を必要としなくてもいいのではないか、それなのに意識がある、このことをずーっと考え続けています。宇宙は、神は個である意識を作った、それは宇宙が存続するのに必要だからだと思います。私のアニムスは私の理想としてはもりけんさんですがおっちゃんだと思います。今、私はこれまでの人生を振り返っておっちゃんと旅してきたんだなあと感無量です。

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