このシリーズは、上智の全学必須の授業です
「人間学」という名の宗教学です。
教えるのは神父さんです。
教科書の続きには次のように書いてありました。
「愛は何よりも与えることであり、もらうものではない。与えるとはどういうことか。この疑問に対する答えは単純そうに思われるが、実はきわめて曖昧で複雑である。一番広く浸透している誤解は、与えるとは、何かを犠牲にすること、という思いこみである。貯め込むといった段階から抜け出していない人は、与えるという行為をそんなふうに受け止めている」
はい、言えてます。
自分の中の何かを犠牲にすることだと勘違いしている人はいると思います。
貯め込むという言葉で思い出すのは「自分の心の中を愛で満たして相手に与えなさい」とかいうフレーズです。この教科書によれば、自分を愛で満たす必要など無いのです。