再び天王星(ウラヌス)の画像です。
太陽系第四惑星に生命が誕生しました。
火星の海と陸の間に植物が生育してきたのです。
よく見れば魚も泳いでいます。
ウラヌスはつぶやきます。
「長い道のりだった。宇宙が誕生してから97億年か…。銀河系のへんぴな惑星系に、外からのバックアップでやっと生命が誕生した…」
このときウラヌスは感知していました。
背後から月ほどの大きさの天体が飛来してきつつあるのを…。
向かう先は火星です。
「10億年ほど前だったか、あれくらいのが来て、俺が防いだなぁ。俺は横倒しになったが、あのときは阻止するしかなかった。何しろ内惑星には生命が誕生していない時だったから」
ウラヌスはひらりと身をかわすと、月ほどの天体を太陽系の内側に向かわせました。
「あれがぶつかることで運命が開けるんだ」