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運命と自由(その201)…無意識嬢の声30

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A4のファイルケースを見ればこの通り、穴が開いています。
つまりファイルケースの中がスッポリと抜け落ちたんです。
滝の勢いがいかに激しいか、物語っています。
私は愕然として岩に座り込みました。
実は無意識嬢の言葉はすっかりと忘れています。
これはよくある現象なのです。
あれだけ対抗心を燃やしていたのに、すっかり忘れるのです。
この「事実」は無意識嬢を解明するのに役立つ情報かも知れません。
無意識の声は一度意識にあがっても、また無意識領域に引っ込むような感じなのです。
滝壺に潜るのはたぶん無理です。
10分ほど岩に座ったままでした。
 

運命と自由(その202)…無意識嬢の声31

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10分ほど座ったのち、私は滝壺に潜ることにしました。
泳ぎはそれなりに自信があります。
ザブザブと滝に向かっていくと、どんどん深くなりました。
ゲー、もう背が立たない。
大きく息を吸って潜りました。
おお、カメラが見える。
しかもカメラはまだ滝壺そのものじゃない。
一気に潜っていきます。
でも意外にカメラまで距離がありました。
深さは3メートルほどあります。
カメラに手が触れました。
しかし・・
つかめない。
それだけではなくカメラを手の先で弾く形になり、その弾みでカメラは滝壺の中心に落ちていってしまいました。
その映像はカメラの側から撮れていました。
右にででいるのは私の指です。
 

運命と自由(その203)…無意識嬢の声32

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自分の指でカメラを突いて、カメラをもっと深い滝壺に追いやってしまった私はもう浮上するしかありません。
しかし・・
上からすごい滝の水が落ちていて身動きが取れないような状態になりました。
ふと水面近くに目をやると蓮が浮かび、右の方向に回っています。
まるでサインでした。
「そうかこの滝は右回りなんだ」
私は蓮と同じ方向、すなわち右回りに泳ぎ始めました。
すると水の抵抗がなくなったように感じました。
滝を一周したころで水面に出ていました。
「はあーーーーーー」
大きく息を吸いました。

運命と自由(その204)…無意識嬢の声33

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水面に出ましたが岸に上がる前にやることがありました。
蓮と葉の救出です。
ほっておけば滝の出口から渓流に流れてしまいます。
ある意味、私の命の恩人でもある蓮です。
右向きに流れてくるので私は左向きに泳げば良いです。
捕獲しました。
カメラはゲットできませんでしたが、蓮と葉は救出して私は岸に上がったのです。

運命と自由(その205)…無意識嬢の声34

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岸に上がると、ぼう然としていました。
そろそろ6時半になろうとしています。
始めたのが5時50分なので40分が経過しています。
もう一度潜るつもりで少し休憩することにしました。
コンビニで買ったおにぎりを食べます。
体力が戻ると良いです。
 

運命と自由(その206)…無意識嬢の声35

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ぼう然としていた私にひとつのアイディアがわきました。
この滝にはウエブカメラが付いている。
そうだ、あれに向かって叫ぼう。
私はウエブカメラに向かい、両手を振って叫びました。
「おーーーい、これを見ている近所の人がいたら泳ぎの達人を派遣してくれ〜」
(笑)
シーン
(笑)
一度出しましたが下のアドレスは滝のウエブカメラです。
ワイドのボタンをクリックし続けると全景も見れます。
あの日の早朝、僕は写っていたはずでした。
手を振り、助けを求めて(笑)
http://www.vill.hinohara.tokyo.jp/takilivecamera/small/cameraB.html

運命と自由(その207)…無意識嬢の声36

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ウエブカメラに手を振って、危機が伝わったとしても、救助がここに来るのに相当時間がかかるでしょう。
コンビニのおにぎりを食べたので少し元気が回復しました。
それでもう一度潜ることにしました。
ザブザブと水に入り、潜りました。
一回目のトライの時と全然違いました。
あのときだってギリギリで水面に上がったのです。
今度はカメラはもっと下にあります。
「あーー、ダメだ」
私は諦めて岸に上がりました。
「カメラは諦めるしかないのか・・・」
とつぶやきました。
無意識の声というのは、こんなにも忘れることがあるのです。

運命と自由(その208)…無意識嬢の声37

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私は一度潜りました。
そのあとウエブカメラに向かって叫びました。
そのあと、もう一度潜ろうとしました。
無意識嬢の声をすっかり忘れているからです。
では、なぜもう一度言ってくれないのでしょうか。
実は二度言ったときがありました。
最初に無意識嬢の声を聞いた高校一年の時です。
「上の電車に乗って」
えっ?と僕が聞き返した感じでした。
だって生まれて初めて、普通の声とは違う声をキャッチしたからです。
「上の電車に乗って」
聞こえねーのかよ、このバカ!!という感じではなく非常にクールにです。
今回だってクールに
「ほら、捕獲網を持ってきたじゃない」
と言ってくれれば、こんなに苦労はしないですみます。
しかし一番最初に聞いた高1の時以外、二度言ったことはないのです。
 

運命と自由(その209)…無意識嬢の声38

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二度目に潜り、諦めて岩に上がりました。
「もうカメラは諦めるか」
本当にそう思った時です。
「あーーーーーーーーーーー」
(笑)
「そう言えばロボット女になんか言われていたなーーーー」
再び意識に上ってきたのです。
「そうだ・・捕獲網だーーー」
車に積んできたかどうかも心配になり、20メートルほど離れたところに作った私の荷物置き場に飛んでいきました。
「あったーーーーーーー」
私は思います。
「くっそーーーー、負けた。でもこれでカメラを救出できる」
(明日は早朝からロケなので書き込みはありません)
 

運命と自由(その210)…無意識嬢の声39

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捕獲網を持って潜ります。
実はこのとき
「えーーーーー、僕は大丈夫か状態」でした。
滝の水の落下圧力はすごいものがあります。
自然と下へ下へと体が持って行かれます。
しかも捕獲網を持っているので手を使って泳ぐことができません。
でもカメラのゲットが先です。
ありました。
滝壺の底にありました。
録画のランプは点灯したままです。
カメラが捕獲網の来た瞬間を録画していました(網タイツを穿いた女性のヒップではありません(笑))。

運命と自由(その211)…無意識嬢の声40

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カメラをゲットすると浮上しなければなりません。
捕獲網を持っているので手が使えません。
どうやって上がるか?
足だけでは上に行かない・・
あ、そうだ、右回りだ。
私は浮上するのではなく、水中で右に回るように泳ぎました。
すると一周したら水面に出ていました。
「ふーーーーーーーーーーーーーーーーー」
(明日は早朝からロケなので書き込みはありません)
 

運命と自由(その212)…無意識嬢の声41

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水面に出ると岸にたどり着き、カメラを取り出しました。
「このカメラすごい、まだ完全に動作したままだ」
写真はカメラが捉えた水上の風景です(笑)
すぐに撤収(帰り支度)です。
だってウエブカメラに向かって手を振っています。
誰かが来る前に逃げなければなりません(笑)
時刻は7時半。
リュックを背負い山を下りると、ハイキングの人とすれ違いました。
ふーーーー、ギリギリでした。
(明日は早朝からロケなので書き込みはありません)

運命と自由(その213)…神の戸岩でのカップル1

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払沢の滝を後にして、次は神の戸岩に向かいます。
あそこには小さな滝がありました。
滝から落ち始めるシーンを撮るのです。
水に入ると浮遊物がきました。
お弁当の包装紙です。
少し上流を見れば・・
えーーーーーー
明らかに熟女が、明らかに年下の男と抱き合うように食べています。
お茶を・・えーー、明らかに口移しです。
カップルの写真を撮ろうと用意しているうちにカップルは抱き合って横になってしまいました。
赤い矢印の下に横たわっています。
げーーーーーー、ホモには反応しなかった僕の下半身が反応してしまいました(笑)。
やばいです。
ウエットスーツは隠しようがありません(笑)。

運命と自由(その214)…神の戸岩でのカップル2

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葉と蓮を渓流に浮かべて小さな滝までの動線を撮ります。
しかし・・
僕の下半身は反応したままです(笑)
「いてて」
石に当たりました(笑)。
だって熟女は推定55歳、男は推定35歳。
どういう関係なのでしょうか。
見れば軽四輪も止まっています。
みかんちゃんのような可愛く目立つのではなく、ごくごく普通の軽四輪です。
それにしても私は常に流れと共にいます。
深さ15センチほどですがウエットスーツで葉と蓮と共に浮いて流れます。
 

運命と自由(その214)…神の戸岩でのカップル3

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葉と蓮が滝の入り口にきたときです。
後ろから声が聞こえました。
「あ・・ああああああ。そこー」
げーーーー
ヤッている。
もうイクしかない
不幸のときはドンドンイケ―――――
どぼーーーん
僕は葉と蓮ごと滝にジャンプしましたぁぁぁ。
 

運命と自由(その215)…神の戸岩でのカップル4

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滝に落ちている間、僕は思いました。
「この世界は生命に満ちている」
あの熟女若者カップルも生きている。
無意識嬢も生きている。
安全圏ではなく滝に落ちていることで、僕は
「これでいいんだ」
と思いました。

運命と自由(その216)…神の戸岩でのカップル5

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滝が落ちていく水の中です。
落ちるというのは堕ちるとも書き、快感のようなものを伴います(笑)
払沢の滝では滝壺でしたが、神の戸岩では、堕ちる滝そのものです。
しかしです。
熟女青年カップルは本当に堕ちているのでしょうか。
というのは青年はオタクみたいなのです(笑)
例えばカメラオタクです。
どう見てもお洒落じゃない服装です。
熟女と、どうやってやって知り合ったかワカリマセンが、熟女とこんな会話があったと予想されます。
「あなた、カノジョは?」
「いません・・・」
「エッチをシタことあるの?」
「風俗なら・・」
(笑)
 

運命と自由(その217)…神の戸岩でのカップル6

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ここが滝の落ち始めです。
ここを撮るのが目的です。
ですので僕がカメラごと落下してしまうのが、一番いい絵が撮れます。
後押ししたのは熟女と、僕の推定、オタク青年です。
「俺・・素人の女は初めてでっす」
「そうなの。。」
「熟女、最高っす」
ぶちゅーーーー
「そ・・そんなに吸っちゃ・・ウグウグ」
という会話が背後でされていると思い、私は落ちていきます。
ウエットスーツを着ているにも関わらずアザだらけになるのは岩にぶつかるからです。
しかし
快感です。
もう64歳です。
身体が傷ものになってもいいじゃないですか。
 

運命と自由(その218)…神の戸岩でのカップル7

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これが滝の全景です。
高さは3メートルほどだと思います。
しかし・・
払沢の滝のように水深3メートルは無いです。
滝壺が小さく、浅いです。
ある意味、これも危険です。
でもここは「泳ぐな」とは書いてありません。
書いて無くても泳ぐヤツはいないからでしょう(笑)
うしろから声が聞こえるようです。
「唇をそんなに強く吸うと唾液が出ちゃうぅぅぅ」
「おばさんの唾、飲みたいんです」
「えーーー」
「チューチュー、グチュグチュ、フガフガ」
「あググググググ」
私も堕ちるしかないです(笑)
「うわーーーーーー」
(爆)
 

運命と自由(その219)…神の戸岩でのカップル8

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滝壺に堕ちた私は、身体が無事なことを確かめます。
一番恐れたのは、私自身が岩に当たることでした。
でもラッキーにも岩には当たりませんでした。
カメラは手に持っています。
まだ録画中です。
しかし・・・
葉と蓮が流れていきます。
特別な葉と蓮です。
なぜなら払沢の滝では私を滝壺から救ってくれました。
でも・・あーーー、無理かもぉぉ
渓流の流れは意外に速い。
熟女とオタクはきっと盛り上がっているに違いない。
「おばさん、ここ、いいですか」
彼はスカートの中に手を・・・
「あ、あ、あ」
私も
「あ、あ、あ。。蓮が」
彼は
「おばさんのカスートの中の中心はまるで蓮の花だ・・」
「ダメ、もっと優しくシテ」
私は
「蓮よ、ゆっくり・・」
(爆)

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