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2024.1.10
僕は3歳の時に手術台から幽体離脱しました。盲腸を赤痢と誤診され、赤痢病棟に入れられ、赤痢にもなったのです。左足の骨にドリルで穴を開けて、そこに点滴です。もう幽体離脱するしかありません (笑)。
View Article2024.1.12
手術台の上に浮いている僕は、死というものを感じませんでした。これもあとから思えば、証言と合っています。死というものを感じれば、生きようとする努力をしても良いと思うからです。
View Article2024.1.14
手術台を両親と、20歳年上のイトコが取り囲んでいます。両親はため息をついています。そりゃあそうです。誤診されて息子を失っては、やりきれません。しかし浮いている僕は「ここで元気だよ」と言いたい(笑)。
View Article2024.1.17
看護婦が叫びます「脈拍が戻ってきました」と。はい、ピッピッピという音が僕にも聞こえます(笑)。医者は聴診器を僕の胸に当てます。しかし「呼吸はまだだ」みたいなことを。
View Article2024.1.19
僕のタマシイが肉体と同じ位置につきました。でもまだ完全な一体感はありません。聴診器を当てている医者が言いました。「呼吸が戻りつつある」と。イトコが言いました。「たけし、ガンバレ」
View Article2024.1.21
以前書いたイラストが見つかりました。はい、この通りです。両親は立っていて、イトコは椅子に座っていました。医者はドリルで僕の足の骨に穴を開けててます(笑)。
View Article2024.1.22
穴のあとは今でも薄く残っています。足のすねのど真ん中です。指さした先にイボのようなヘコみがあり、その周囲を直径1センチで囲んでいるのが、穴です(笑)。点滴の針を刺すのに1センチの穴って(笑)。でも医者も他を考えている暇は無かったのだと思います。
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