妻の嫉妬で熊にさせられたカリスト親子を不憫に思ったゼウスは、ふたりを天空にあげて星座にしてあげました。
おおぐま座とこぐま座は仲良く北の空で回り始めます。
おおぐま座のしっぽには北斗七星が配置され、こぐま座のしっぽの先端には北極星があります。
そうです、古代人はこのふたつの星座を見て旅をしたのです。
もっとも有名なふたつの星座には、こんな由来があったのです。
月の満ち欠けは月日を確定するのに使います。
つまり方向と時を決める重要な要素が、神の同性愛であり、神の嫉妬で表現されていたのです。
このシリーズはきょうで終わりです。
なんだか名残惜しいです(笑)