紛失物占いは、他の占いとは違います。
他の占いは、時間系です。
大半が未来の予測です。
しかし紛失物占いは空間系です。
平安時代に陰陽師(おんみょうじ)と言われた人がいました。
安倍晴明です。
彼は射覆(しゃふく)が得意でした。
射覆とは、密閉された容器の中に入っているものを当てるゲームです。
当時の天皇陛下がこれを好きで、安倍晴明たちを呼んで戦わせたものでした。
六爻占術もこれができます。
ここからは私の自慢です(笑)
中国の占いの発祥地に行ったとき、占いの達人が7人ほど集まりました。
それで射覆ゲームをしようということになりました。
蓋が付いた湯飲み茶碗に、メイドさんに何かを入れてきてもらいました。
みんなそれそれぞれの方法で占います。
私は別室でコインを振りました。
なぜなら、みんなの「場」を受けたくなかったからです。
私は判断しました。
「湯飲みの中には白い薬が入っています」
蓋を開けると、まさに白い薬が入っていました。
日本人の私だけが正解でした。
拍手喝采を浴びました。
六爻占術は三次元の空間も飛び越すことができます。
紛失物占いも、そのひとつです。
ただし、人間が直接占うよりは精度が落ちます。
占いは無料です。