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森田健シネマズ感想

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映画「ワンネス」を見て、時間というものに対して問いが出ました。智也さんがバイト先で子供たちに質問を受けるシーンで、死ぬという運命を変えることはできなかったのかという問いがあったと思いますが、映画「生まれ変わりの村」を見て、死がなんだかわからなくなって、死が通過点というか、たぶん死後の世界を何も知らない状態で、時間というものに対して、死ぬまでの時間何をするかとか、個の時間の概念は生まれてから死ぬまでを時間ととらえているように自分は思いますが、輪廻がずっとずっと続いているのなら、時間があってないような感じになって、ワンネスの子供の問いが、そもそも神様は死ぬということを終わるというようにしていなかった気がしてきて、智也さんがしたことは、神さまがしていることなんじゃないかと思えてきて、ワンネスでは死んだ容子さんが死ななかったですが、神さまの世界は元々、死ぬということを終わることとか時間の停止とかにはしていなかったように感じて、生まれ変わりの村を見て、ワンネスがもう存在している感じがしてきました。そのことを思い出すのは、映画「和」なんじゃないかと、何かを思い出したり、気が付いたりすることは、一人ではできないのではないか、周囲を周りを大切にしている和の生き方は、神さまの世界、宇宙や根源とワンネスなんじゃないかと思えてきて、森田健シネマズの映画は、時間や空間や宇宙や神さまの世界に私たちは神とともに生きているのかもしれない、何かとても大事なことを思い出させてくれて、終わりがない世界を感じ、終わりがないからこそ、今を周囲を周りを大切に生きることができる、にシフトしていくような感じがしました。世界が終わるから今を大事にするのではなくて、世界が終わらないから今というときが大事なのだと気がつかせてくれている感じがして、視点も生き方も死生観も、全部変化してしまう映画だと感じました

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