前世を証言するシーンの再現が、身に迫ってくるようでした。もりけんさんが現地で生の証言を聞いたときのように、あの映画の中では私たち一人ひとりが語りかけられているようで、過去の再現映像はリアルで、心に食い込んでくるほどのものがありました。ナビゲーターの穏やかな語り口は、聴くほどに心に沁みました。調査データの紹介も、効いていたと感じます。映画に見入っていて、すごく胸を打たれて泣けてくるのだけれど、ただ感情に流される感じではなく心の奥で静かに受け止められるような感覚がしたのは、あの世を解明するというクールな視点が同時に入っていたためであったような気がします。
証言者たちが生きた人生は、淡々としていたり切なさを伴っていたりしていても、根底には熱さが流れてるように感じました。そして事例の次には、トラさん・岩谷さん・山川さんのインタビューで、それぞれ違った角度からの鋭い視点に触れました。
映画の冒頭で、胎児の画像と共に、「私たちはどこから来てどこへ行くのか」「私たちは何のためにここにこうして存在しているのか」という問いが投げかけられました。その問いの言葉はずっと意識に上ったままではありませんでしたが、映画全体を通して観ている間ずっと、その問いが無意識と共にあったような気がします。映画は回答を与えるわけではありません。けれども、誰もが一つひとつの人生を懸命に生きて、自分にとってかけがえのない存在と出会い、別れても生命が続いてまた出会えるということをすごく感じました。私もその一人として宇宙のプロセスの中に存在して、疎外される人は誰もいないのだと。
もりけんさんとフェルルとの思い出、リボンとして生まれ変わって迎えにいく話のときは、本当に涙が出ました。最後の主題歌もとても良かったです。在るがまま・・は、生まれ変わりを繰り返すすべての魂そのものの表現であるように感じました。
証言者たちが生きた人生は、淡々としていたり切なさを伴っていたりしていても、根底には熱さが流れてるように感じました。そして事例の次には、トラさん・岩谷さん・山川さんのインタビューで、それぞれ違った角度からの鋭い視点に触れました。
映画の冒頭で、胎児の画像と共に、「私たちはどこから来てどこへ行くのか」「私たちは何のためにここにこうして存在しているのか」という問いが投げかけられました。その問いの言葉はずっと意識に上ったままではありませんでしたが、映画全体を通して観ている間ずっと、その問いが無意識と共にあったような気がします。映画は回答を与えるわけではありません。けれども、誰もが一つひとつの人生を懸命に生きて、自分にとってかけがえのない存在と出会い、別れても生命が続いてまた出会えるということをすごく感じました。私もその一人として宇宙のプロセスの中に存在して、疎外される人は誰もいないのだと。
もりけんさんとフェルルとの思い出、リボンとして生まれ変わって迎えにいく話のときは、本当に涙が出ました。最後の主題歌もとても良かったです。在るがまま・・は、生まれ変わりを繰り返すすべての魂そのものの表現であるように感じました。