自己を例えればそれは一個の円相である。その円には円周がない。自己は円相の中心とも言い得るが、この中心は中央の一点であるのみならず、園内のいたるところ、どの点を取り上げても随所に中心となるのである。この中心の一点は我々の行くところ、随所にこれを移し得るもので無限に変じえるところの場である。(チト、例えが難しい(笑))
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