小3の森田君は屋根の上のテレビアンテナを見て、図のように考えました。
アルミ棒の中を電気君が移動している。
端から端まで移動している。
一方の端に行くと、戻ってくる。
なぜなら家の中にある電線には電気君が移動していると思っていたからです。二本あるのは、発電所から移動してきた電気君が森田くんちの電気器具に光をともして、また発電所に帰っていくから・・。
だとすればアンテナのアルミ棒の中も同じように行ったり来たりしている。
ということは、テレビの中では二本の線は離れていないだろう・・。
この推論(単なる想像ですが)の根柢には、電気君の動きを阻止していないということかあります。
もしもテレビの中で線が切れたままだと、人間が電気君を搾取していることになりそうです(笑)。
アンテナは搾取するためのものなのか?