登場人物たちが、とにかくめちゃくちゃ魅力的でステキでした。脚本を読みながら、映画の中の登場人物がありありと浮かんできます。脚本には書かれてない表情とかしぐさとかまで浮かんできます。どの役もぴったりはまってました。中田君や水島教授も抜群でした。更衣室では大笑いしたり、容子が死んでしまったときの絶叫には涙がこみあげました。水島教授の黄金比や次元や反転の授業は理系バリバリでかっこよかったです。白熊とじゃれてしまって回転したことで死んでしまったけれど、あの世の水島教授の楽しそうな様子にめちゃくちゃ笑いました(笑)智也と容子の前世で新撰組のシーンは、あだ討ちのようなシーンでふたりとも死んでしまうのに、エーーー間違えて拙者は死ぬの〜?に、思わず笑ってました。天使とおかまさんのケンカは痛快でした(笑)五行キャラたちは、いい味だしてて、とっても愛嬌を感じました。アニマは、メチャクチャ魅力的でいろんな衣装や表情を見せてくれて、ぐいぐい引き込まれました。脚本にはたくさんの登場人物が書かれてて、あらためてこんなに多くの方たちが登場したんだって思いました。どの人物もすごく魅力的に感じるのは、その背後に監督のまなざしがあるからだって思います。俳優のアドリブで生まれたシーンも、ダメだしがあったシーンも、全部監督のオーケーから生まれたシーンばかりです。登場人物がイキイキしてるのは、プレミアム上映会の前座で壇上に上がった皆さんの明るい雰囲気からもとっても伝わってきました。みんな監督にほれてるんじゃないかと思います。監督の描いてるワンネスの世界はとってもとっても奥が深くて、アニマが登場したり、異次元の世界や、あの世まで出てきます。そんな監督の壮大なストーリーの世界で、登場人物たちが自分の役に徹することで、映画全体がものすごくイキイキしたんじゃないかって思います。自分の役を演じきることは、とてもすごいことだって思いました。
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