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プレミアム上映会感想

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昼の部は開始時間が遅れたために森田監督による予期せぬ前座がありました。この前座のお話がとても面白かったです。ざっとこんなお話だったと思います。映画「ワンネス」は「神のなせる技なり」という監督が人生でたった一冊だけ出版された小説が原作となっていること。外応という言葉に音声さんからダメだしを受けたこと^^外応は相似形、共振、共鳴がキーであること。電波も同じ長さのアンテナ同士だと交信することができること。この宇宙はどうやら共鳴現象で成り立っていて、それは私たちが生きている日常生活も同じであること。私たちには自由意志はないのではないかという下條教授の仮説。実際には無意識にいるもう一人の自分が決定的な役割を担っていて、ユングはその存在にアニマ・アニムスという名をつけたこと。ユングは無意識の世界を研究したが、無意識が未来を知っているというところまでには至らなかった。しかし、アニマ・アニムスは未来を知っている。だからアニマ・アニムスとコンタクトを取れれば、私たちも未来を知ることができるかもしれない。


今、書き並べただけでも、思わずため息が出るくらいすごい情報群です。私にとって特に新鮮だったのが、外応と相似形の関係です。そして相似形とは共鳴、共振のことであり、森田監督の口から「この宇宙は共鳴現象で成り立っている」という言葉を聞いたときに特にドーンと来ました。もちろんラップ(運命引き寄せの黄金律)の中に相似形という単語が出ているのは認識していましたが、その重要性が全然分かってなかったと思いました。


この相似形、共鳴、共振という言葉は、その後にあった佐野美代子さんのお話にも通じると思いました。佐野さんは「豊かさを求めるのであれば、既に豊かであるという気持ちでいることが大事」というお話をされました。これもやはり相似形、共鳴、共振だと思います。森田監督は当日ご自宅から持って来られた原作本に「自分を信じる」と書かれたとおっしゃられていました。この言葉の自分とは、「もう一人の自分」も含まれているのだと思います。「もう一人の自分」とは、まさに相似形の自分。同じ長さのアンテナの自分なのだと思います。だとすれば「自分を信じる」ということはもう一人の自分と共鳴、共振するということなのではないかと思いました。もしもう一人の自分であるアニマ・アニムスが過去・現在・未来を全て知っているのであれば、「自分を信じる」ことによって私たちは時間を超えることができるのかもしれないと思いました。宇宙が共鳴現象で成り立っているのであれば、私たち一人一人ももう一人の自分との共鳴現象で成り立っているのではないかと思いました。「自分を信じる」ことそのものが時空全体へと通じる共鳴現象と言えるのかもしれないと思いました。




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