映画は全部が見どころというぐらい内容が詰まっていました。
上演前の出演者の一言で、智也役の中村祐一郎さんが「智也の成長していくところを見てください」と仰っていました。
実際、最初のボーっとした感じからどんどん凛々しくなっていく過程がすごくて、特に瞑想に至るシーンが圧巻でした。
成長といっても、従来の自己成長の概念とはまったく違うものを感じました。『ワンネス』の智也は、もう一人の自分の存在であるアニマとの交流が深まり、情報を知り、宇宙との繋がりが密になっていくことを通じて変わっていったからです。
そしてアニマにとっても、智也は未知の存在だったと思いました。アニマの智也を見る目も、物語が展開するにつれてどんどん変わっていったからです。智也が神に挑戦して本当に実行したときには、今まで見たことがなかった智也のカッコよさを見てドキドキし、惚れたと思います。
ユングの研究では、アニマは単独でアニムスは複数だという話を、このHPでもりけんさんから聞きました。智也のアニマも単独でしたが、いろいろに衣装を変えて雰囲気も変わるアニマは、まるで複数の女性の面を見せてくれる存在のように感じました。
次元の反転のため二個目の電子を動かすとき「僕たちが再び一つになる前の最後の仕事だ」という智也の台詞を聞いてウルウルときました。ダンスしてミュージカルを観て、二人乗りで空を飛んで、あんなに楽しかった二人の交流がもうすぐ終わる・・。
でもそれは始まりで、智也は元の世界に戻って容子と二人の人生を生きて、アニマは本当に自分と一体になります。
終わりと始まり、死と生、分離と融合という相反する要素が、切れ目なくつながって循環していくところが、『ワンネス』では見事に描かれていると感じました。
エンディングロールも飽きさせずに見ることができました。
何でも演奏団指揮者の笑顔、演奏団メンバーのインタビュー、撮影現場の特典映像、主題歌歌手の映像・・。字幕つきの歌詞でも泣けてきました。
本編の感動と余韻を何倍にも膨らませるエンディングに仕上げられていると感じました。
上演前の出演者の一言で、智也役の中村祐一郎さんが「智也の成長していくところを見てください」と仰っていました。
実際、最初のボーっとした感じからどんどん凛々しくなっていく過程がすごくて、特に瞑想に至るシーンが圧巻でした。
成長といっても、従来の自己成長の概念とはまったく違うものを感じました。『ワンネス』の智也は、もう一人の自分の存在であるアニマとの交流が深まり、情報を知り、宇宙との繋がりが密になっていくことを通じて変わっていったからです。
そしてアニマにとっても、智也は未知の存在だったと思いました。アニマの智也を見る目も、物語が展開するにつれてどんどん変わっていったからです。智也が神に挑戦して本当に実行したときには、今まで見たことがなかった智也のカッコよさを見てドキドキし、惚れたと思います。
ユングの研究では、アニマは単独でアニムスは複数だという話を、このHPでもりけんさんから聞きました。智也のアニマも単独でしたが、いろいろに衣装を変えて雰囲気も変わるアニマは、まるで複数の女性の面を見せてくれる存在のように感じました。
次元の反転のため二個目の電子を動かすとき「僕たちが再び一つになる前の最後の仕事だ」という智也の台詞を聞いてウルウルときました。ダンスしてミュージカルを観て、二人乗りで空を飛んで、あんなに楽しかった二人の交流がもうすぐ終わる・・。
でもそれは始まりで、智也は元の世界に戻って容子と二人の人生を生きて、アニマは本当に自分と一体になります。
終わりと始まり、死と生、分離と融合という相反する要素が、切れ目なくつながって循環していくところが、『ワンネス』では見事に描かれていると感じました。
エンディングロールも飽きさせずに見ることができました。
何でも演奏団指揮者の笑顔、演奏団メンバーのインタビュー、撮影現場の特典映像、主題歌歌手の映像・・。字幕つきの歌詞でも泣けてきました。
本編の感動と余韻を何倍にも膨らませるエンディングに仕上げられていると感じました。