「ユングの心理学」という本からの抜粋の続きです。
『母から別れて自立していく過程で、アニマのイメージは、まず年上のおとなの女に変貌する。しかしそれは母ではなく、他人としての女である』
男子にとってこの一歩は大きいと思います。
将来マザコンになるか、ならないかの境です。
『愛の教科書』によれば、ここから母の本当の愛が始まると書いてあります。
エデンの園を出て行くことは、母(自分)から遠ざかることですが、それを喜ばなければならない…と。
でも多くの母親はそうやっていると思います。
そして男子にとってみれば、性対象の始まりだと思います。
これはたぶん小学校高学年から中学一年くらいだと思いますが、クラスメイトの女子を性対象には見ないと思います。
実を言えば…僕の場合は女教師でした(爆)。
中一のときの美術の先生には参りました。
土曜日に個人レッスンを受けたりしたのですが、オオカミに変貌する森田君をしばしば妄想しました。
「ガオー」
「森田君、い・・イケナイわ」
「オラ、知ってんだよ。女がそういう時の本心を…ひひひ」
「きゃーーー!!」
あるいは
「森田君♪♪」
森田君のイケナイ妄想はいまだに続いているようです(爆)