私の宇宙的と呼ぶのは次のような理由による。すなわち、我々が一般に意識の相対的な領域と呼んでいるものが、どこか計り知ることのできない不識(unknown)の中へ消え去ってしまう。この不識がひとたび自覚されると、その不識がふつうの我々の意識面の中に返ってくる。
私の宇宙的と呼ぶのは次のような理由による。すなわち、我々が一般に意識の相対的な領域と呼んでいるものが、どこか計り知ることのできない不識(unknown)の中へ消え去ってしまう。この不識がひとたび自覚されると、その不識がふつうの我々の意識面の中に返ってくる。