人間学の担当教授である神父さんが指定した教科書にはこう書いてありました。
「大きな希望と期待と共に始まりながら、きまって失敗に終わる活動や事業など、愛のほからには見あたらない。もしこれが何かほかの活動なら、人は失敗の原因をぜひとも知りたいと思うだろうし、どうすればうまくいくかを知りたがるだろう。さもなくば、いっさいその活動をやめてしまうだろう。愛することをやめてしまうことはできない以上、愛の失敗を克服する適切な方法は一つしかない。失敗の原因を調べ、そこからすすんで愛の意味を学ぶことである」
愛は確かに崇高です。
愛は世界を救うと思います。
しかし愛は崇高すぎて失敗の原因を調べる対象にならなかったような気がします。
愛の原理を知る必要があると思いませんか?