中学二学期後半になると志望校を決めなければなりません。
言っちゃいますが、中学での僕の成績は良くて、偏差値ではトップの高校を楽に狙えました。
それでも何を思ったのか、高校巡りを始めます。
5カ所回るので3日かかりました。
だって僕は田舎に住んでいたので、それらの高校まで往復1時間半かかったからです。
偏差値順に回りました。
どれもこれも「ああ、こんなもんか」思う高校でした。
可も無し不可も無し。
みんなマジメに下校している風景でした。
ところが最後に訪れた高校で・・・
正門にブルマ姿の女子高生が現れたのです。
バレーボールが転がってきたので僕は拾い、その子に渡しました。
「ありがとう。君、高校見学?」
「そうだよ」
「この高校、来なよ!」
ピッカピッカの笑顔です。
下はピッチピチのブルマです(爆)
「うん!!」
帰り道、僕はルンルンでした。
ずっとコニコニして帰りました。
翌日、校長に呼ばれました。
「森田君、志望校を落としたんだって? なんで三ランクも落とすんだ? 理由を言いたまえ」
「えーと、ブルマの少女が・・」
「ブルマぁぁぁ?」
今僕は61歳ですが、僕の頭からまだ抜け出していません(爆)。
あれは天使がブルマで登場して僕を試したのではないでしょうか?
(続く)