お金が出る超能力の話の続きです。
まず洗面器が用意され、中に水を張ります。
超能力者が裸になって(何も持っていないことの証)2メートルほど後ろに立ち、呪文を唱え始めます。
しばらくすると超能力者は言いました。
「森田さん、洗面器に手を入れてお金を掴むイメージをして下さい」
「えーーー、僕にできるかなあ」
(笑)
「森田さんならできます」
僕は洗面器に手を入れて、お金がグサグサのイメージをして手を握りました。
すると異様な感触と共に、30枚くらいの札束が握られていました。
「うわーーーー、出たーーーーーー」
「でしょう、次はトラさん」
「えーー、私もですか、でるかなぁ」
(笑)
トラさんの手にも出現、25枚(爆)
「出ました。私にも」
僕とトラさんは交互に手を入れて、机の上は札束だらけになり、たぶん1億円くらい出たと思います(笑)。
これを使ってはならないのです、使うと超能力が無くなることを彼は知っているからです。
お金は二三日ほっておくと次第に消えていくそうです。
もとあった場所に帰っていくのです。
僕たちを案内してくれた運転手が言いました。
「僕も洗面器に手を入れて出していいですか?」
「いいよ」
「大金よ出ろ――――、ケチケチしないで300枚くらい!!!」
次の瞬間、彼は叫びました。
「わーーーーーーーーーーーー、何これ」
手にはデカい石が出現。
「なんで石なのぉぉぉ?」
ゴンとテーブルに置きました(爆)