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人は何のために生きるのか?182
1970年代、コンピュータは大型機指向でした。通産省も後押しして国内のメーカーは大型機に夢中でした。もちろん先頭を行くIBMも同様でした。実はこれは個人の生き方で言えば、内面重視なのです。
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コンピュータの大型機重視の時代、配属先の一番人気は本体事業部です。IBMにまさる超大型スーパ−コンピュータを作る部署です。役員は通産省から派遣されて、ある意味、「戦時中」を思わせました(笑)。
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日本のコンピュータメーカーのほとんどが大型機指向に疑問を抱かなかったのは、先頭を走るIBMがそうだったからです。それが今やIBMは、滅び行く恐竜と言われています。当時からすれば、まさかのまさかでした。
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当時、マーケットリサーチをすると、なんと小型機に移行しつつありました。私がパーソナルコンピュータという単語を会社に持ち込んだ初めての男でした(笑)。
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ベニスで世界コンピュータ会議が開かれ、私は会社の代表で派遣されました。まだ入社して一年に満たない青二才なのにです(笑)。そこでも小型機移行の話が出ました。
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世界コンピュータ会議からから帰り報告書を書きました。それが大ヒットです(笑)。毎日役員室に呼ばれて私はプレゼンをします。会社は外側のデータで変わるのです。まさにそれを経験しました。
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会社の名前を出して申し訳ないですが、日立は乗り遅れました。私のいた会社と日立は通産省から同額の補助金のお金をもらっていたにも関わらずです。日立は大型機路線から小型機路線に変更できなかったのです。
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アメリカとヨーロッパの会社がどういうコンピュータを使っているかというデータを、私は、棚の上に放置されているのを見つけたのです。それはなんと5年分ありました。
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