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映画「ワンネス」感想

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私がもりけんさんのファンであるからこの映画に対する思い入れが尋常ではないかもしれません。何より大好きです。表現されている一つ一つがもりけんさんはこう思っているんだという発見続きです。特にぜろ次元の智也くんとアニマ、陰陽五行のツチブタ、グレー、ドール、翼竜、三段亀、普段の生活では見えていない原因の世界が何度見ても好きです。洋子は金庫室から智也くんの働きによって脱出しますが、私たちも閉じ込められてはいませんが日常生活のあらゆることがこういうことなのかもしれないとそう思うとゾクゾクしてきます。私はこのCGにはまっています。動きも時にはぎこちなかったり、リアルでありませんがこれがピッタリだと思います。見ていて意識がジャマしないでスーッとこのぜろ次元の世界にはいれるからです。「和」もアニメになっていて既存の価値観や未知である事への拒否感を払拭しています。私は洋子が死んでからあの世にベンチに座っているシーンも好きです。横に漢字で「動物のスープ飲み場」と書かれています。何度見ても笑いが込み上げてきます。もりけんさんがペットはあの世に行ったら漢字が分かると思っているという事だからです。命、魂はこの世界での人間とか動物とかの区別はないのかもしれません。「生まれ変わりの村」ではフェルルに手紙を書いて送っています。この映画はもりけんさんと出会う映画でもあると思います。なんでも楽器演奏隊も好きです。「なんで?」「なに?」って言いたくなります。学校に現れる意表をつく人達、もりけんさんと出会ってからこの世界は小説よりも奇なりという事がいっぱいあると知りました。洋子が出会った不思議な人達、洋子と智也の不思議の大冒険の外応だと思いました。私が観た私の感想です。でもきっと観た人達それぞれの別々の思いが湧いてくる映画だとおもいます

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