智也君、容子さんが、この世界の三次元、四次元、ゼロ次元へと入っていきまして、そのシーンの一つ、一つが時間を同じにして進行をされていかれていて、とてもすごくて惹き込まれます。智也君が新撰組記念館で小学生の子供たちにお話をしていっていて、子供たちへの問いに、江戸時代の若いお侍が、町娘に間違って刺されてしまって、娘も斬られてしまって、その時の若い二人が死を前にされて、お二人がいい男、いい女でありますとお互いに思いながら死んでいきます姿を前にして、死が、死ではなく、これから生へと向かっていかれていますことを、すごく感じさせて頂けます。このお二人が、智也君、容子さんへと生まれ変わって、高校生のお二人が出会って、まだキスをされたことはありませんでしたけれど、150年の歳月を経られて、最後のシーンでキスをされていまして、すごくぐっと気持ちへと響かせて頂いています。お二人の150年を経てのキスへと、すごく生を感じさせて頂いています。そして、このキスは、お二人の運命が変わりますことでのキスで、世界史のノートはかばんへとありますことを容子さんへとお話されて、そこから、再び、研究室からの声を伺わせて頂いていて、すごく惹き込まれます。生まれ変わって、運命が変わられて、江戸時代から150年の歳月を経てのお二人のご縁がすごく素敵です。
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