ドキュメンタリー映画「生まれ変わりの村」の総指揮は私ですが、監督というではなく監修という名前になります。
なぜなら原作本である「生まれ変わりの村」がマトモに登場するからです。
私が監督になると自作自演みたいなことになってしまいます。
というわけで監督が不在の映画になります。
中国人の男性俳優を使い、私のインタビューをそっくりそのまま再現します。
「前世は女性でした。子供にご飯を上げようと思ってベッドから起き上がったとき、今から思えばあの瞬間、死んでいました」
このあと、中国人の女性俳優に実際の様子を再現してもらいます。つまり幽霊になった状態です。
こうして私の取材が忠実に再現されます。