下條さんが翻訳された「マインドタイム」は100人以上の実験サンプルがあるということでした。脳の手術は痛くないというのをはじめて知りました。脳に電極を刺して調査したら0.5秒遅れていることがわかったというのはすごいお話だと思いました。皮をめくって脳に電極を刺すという光景を想像して、そういう実験を引き受けてくれた人が100人以上もいるなんてマジすごいと思いました。「マインドタイム」は2700円もしておすすめではないけど、下條さんの「サブリミナルインパクト」の方はノウハウっぽいのも書いているということでした。もうこういう実験はできないということで、これ以上の実験データは出ない(今じゃそういう実験はできない)というようなことをお話いただいて、「マインドタイム」を書いた方はすごいデータを得たのだと思いました。0.5秒遅れているということがわかったこの本をネイチャーに出したら「すべて俺のせいじゃない」となってすべての法律、宗教体系が変わってしまって、世の中のものがひっくり返ってしまうということで最後に寝返ってしまわれたのだなと思いました。0.5秒遅れているというのはものすごい影響を与えてしまうのだと思いました。下條案がリベットさんの翻訳を、「おれがしないで誰がする」と言う意気込みでされたというお話も面白かったでした。
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