スピリチュアルな世界では感謝しなさいと、よく言われます。
ありがとうを数回言いなさいとも言われます。
これは分離を作り出すと思います。
なぜなら乳幼児が母親にありがとうと言いますか?
乳幼児でなくても幼い子が母親にそれを言ったら、気分は複雑だと思います。
西洋で感謝は確かに必要だと思います。
元々、分離されているからです。
キリスト教の神を見れば分かります。
分離されているから祈りが必要なのです。
日本人は逆に、よろずの神にお供え物をします。
この行為に見返りはないと思います。
西洋人はエデンの園から抜け出ています。
しかし日本人はエデンの園にいます。
あうんの呼吸で、感謝が必要ない世界にいると思います。
こうして考えると、感謝という行為は、とても微妙だと思いませんか?