運命と自由（その１９６）…無意識嬢の声２４

荷物は前日に用意してありました。
私は４時に起きると朝食を食べ、にんじんジュースを飲んで荷物を持とうとした時です。
女性のロボットのような声が聞こえました。
「捕獲網」
ちょっと愕然としました。
捕獲網はデカイです。
滝の撮影には不要です。
だって滝から出た水は渓流になるので捕獲網はまったく無用の長物のはずです。
しかし・・
みかんちゃんに押し込みました。
中央高速に入り、しばらくすると朝日が登るのがミラーに映ります。
重り二個では負けました。
しかしきょうは本当に無意識嬢が負ける日です。
朝日はまるでその外応のようです。
「ふふふふ、わははははははは」
不敵な笑いが、みかんちゃんの車内に響きます（笑）
　

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