運命と自由（その１８９）…不気味なトンネル

この写真は神の戸岩の入り口にあるトンネルに入るみかんちゃんです。
私は不気味なトンネルと名付けました。
長さは５０メートルほど。
中は照明も無く、上から水がしたたり落ちています。
カメラを守るためにビニールの風呂敷で覆って入ります。
試しに徒歩で入ったら、鳥肌が立ちました。
なにやら霊的なものさえ感じます。
しかしホモカップルはここを徒歩で往復したのです。
トンネルの中は真っ暗です。
そういえばカメラをみかんちゃんに貼り付けているとき、カップルはちょうどトンネルの真ん中あたりだったと思います。
吐息のような感じの声がこだまのように聞こえたのを、思い出しました（笑）
彼らのバンガローの周りは小学生たちのキャンプで占領されていました。
カップルは、ふたりきりで愛し合うには外しかなかったのかも。
それにしても不気味なトンネル、幅はみかんちゃんでギリギリです。
売店はおろか自動販売機もない。
携帯も通じない。
神の戸はどこに通じているのか？
たぶん生き埋めになっても誰もわからない（笑）