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運命と自由(その56)…自分を知る

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
「自分を知ること」です。すべてはそこからはじまります。
『人生に奇跡を起こす魔法の本』(山川紘矢・亜希子著、イースト・プレス)より
 これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
 私の仮説ですが、自分を知ることは無限を知ることかも知れないと思います。自分はこうだと規定した途端、小さな自分になってしまうような……。
私のコメントを追加します。
 山川亜希子さんとはズレるかも知れませんが、一昨日も書いたように私は変な考え方を持っていまして、「私は誰でもない」と思っています。だからこそ自分を知るというのは、宇宙全体を知ることにつながるのです。

運命と自由(その57)…喜怒哀楽を内側にしまっている感じです

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 亀は90度向きを変えるとこっちを向きました。
 僕は亀とランチを食べたのです。
 亀は喜んでいるかわかりません。バカ口を開いて大あくびをした時以外は悟った顔をしていますから…。
 というわけで悟った顔というのは愛に反するのではないかと思った次第です(笑)。
 仏像を見ても喜怒哀楽を内側にしまっている感じです。
 

運命と自由(その58)…人生はそのままで完全

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 人生をうまくいかせるために、意志の力を使う必要がなくなる。人生はそのままで完全であることがわかる。
『人生に奇跡を起こす魔法の本』(山川紘矢・亜希子著、イースト・プレス)より
 これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
 この文章は山川夫妻自身が書いたものではありません。夫妻が訳した『あなたの波動を意識しましょう。これからの時代に必要なアンテナです』(ペニー・ピアース著、PHP研究所)の中の一節で、山川夫妻が『人生に奇跡を起こす魔法の本』に引用したものです。私はこの引用文に惹かれます。人生が完全であるなら、意識のハンドルは手放しても良いと思うからです。
私のコメントを追加します。
 山川夫妻とズレるかも知れませんが、私は次のように考えます。人生が完全ならわざわざ成長する必要はありません。わざわざ社会を変える必要もありません。成長とか変えるという概念は不完全や不足からスタートするからです。

運命と自由(その59)…手段は良くない

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 亀が食事をしている時、僕は聞きました。
「亀さんや、君は亀に生まれたくて生まれたのか?」
 亀は黙ったままです。
「そうだろう、答えようがないよな。僕の考えを言おう。生まれたくて生まれたとすれば、人生は手段になる。手段は良くないよね。自分のために利用することだからさ」
 亀は僕を見つめています。
「そうか、僕の話が面白いか。同じ釜のメシを食った友達だからな。人生は希望や目的とかがないほうがいいんだ。それがあると今が色あせるからな」
 亀はこっくりとしたように見えました。

運命と自由(その60)…ため込まない

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 嬉しいことも嫌なことも、自分の中にため込まない
『人生は奇跡の連続』(山川亜希子著、大和書房)より
 これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
 同感です。嬉しいことがあると、私はその日のうちに乾杯をして祝います。明日に残しません。嫌なことはその日起こった良いことを思い出して、消してしまいます。喜びも悲しみも、ため込んでしまうと、次第に感情表現がうまくできなくなるからです。
私のコメントを追加します。
 今を生きることのほうが大事だからです。過去は過去です。仕方ありません。

運命と自由(その61)…内面よりも外面

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 亀は食べ終わると、手で口を拭いていました。
「僕以外、誰も見ちゃいないよ。口なんか拭かなくてもいいじゃないか」
「でも外面は大事です」
 という声が聞こえたような…。
「そうだ、亀君、よく分かっている。外面は大事だ。内面を磨こうとする人間がいるが、あれは間違いだ」
「えっ、やっぱりそうなんですか」
 という声が聞こえたような…。
「アメリカにSATORIという単語を広めた鈴木大拙という人はな、次のように言っている」
 ここで僕は鈴木大拙の言葉をそのまま言いました。
「内面の知性の働きが加わると、本来混じりけの無い生理的な働きそのものが、自我中心的な関心でもって汚されることになる。これは無意識の中に雑物が入り込んできたわけである。するとこの無意識はじかに、まっすぐ意識の領域にはたらきかけなくなってくる。そこで従来は生理的に本能の働きに託されていたいっさいの行為が意図的な、知的な命令によって動くものとなってしまうことになる。キリスト教では人格という言葉を用い始めた。たとえば”聖なる人格”、”人間的人格”といった具合であって、このふたつがキリストにおいて調和せられるというふうに用いられる。しかしこれは相克といったものがつきまとう。この相克があるので不安が目に見える形でつきまとう。実際、この不安が人を追い立てる。すると人は中庸を失って熱狂的になったり暴力的になったりする。意識は衣装を思わせる。人々は他人のために衣装をつけて、自分を自分以外のものに見せようとする」
 亀は黙って聞いていました。
「だから内面よりも外面なんだ。外面こそが世界との接点になるからな。女性だってそうだ。性悪な女がモテたりするのは何面よりも外面が重要だからだ。いくら化粧をしてもいい、しかし内面を磨こうとすることは自分を自分以外のものに見せようとすることなんだ」
 亀は顔をゴシゴシし始めました。
 

運命と自由(その62)…自分を知るということは

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 私たちは自分のことはよくわかっている、と思っているかもしれません。ある程度はそうでしょう。自分が何を好きか、何をしたいか、何を欲しているか、どんな性格がなど、一通りは誰でも答えることができるでしょう。でも、実は私たちはそれ以上の存在です。自分で今わかったと思っている自分は、ちょっとした表面的な自分の一部にすぎません。私たちはどこまでも深く、どこまでも大きく、どこまでも可能性を秘めています。
『人生は奇跡の連続』(山川亜希子著、大和書房)より
 これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
 うわ〜っ、そうだと思います。自分を知るという作業は一生かかってするのだと思います。
私のコメントを追加します。
 山川亜希子さんとは違うかも知れませんが、以前も書きましたが、私は誰でも無いという考え方を持っています。本当の自分は存在しないと思っています。

運命と自由(その63)…自由落下

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 お昼が終わると私はパソコンを出し、午前中に撮った画像のチェックを始めました。気がつくと亀は寝ていました。
 亀って首を出したまま寝るの?
 よく分かりませんが、とにかくスヤスヤ状態です。海苔の残りが歯に着いています(笑)。
 私は葉が川を流れていく様を撮っています。これは重力だけに引っ張られているので落下です。
 私たちの人生もそうだと感じます。一枚の葉のように落下しているのです。
 

運命と自由(その64)…波瀾万丈

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 ずっと以前のことです。波瀾万丈を生きている女性に会いました。そして突然、思いました。人にはきっと運命があるにちがいない。彼女は波瀾万丈な運命に生まれてきたから、あのようなことが起こるし、私はたぶん、とても平凡で何も特別なことの起こらないつまらない人生を送る運命に生まれたのだろう。当時の私にとっては大きな気づきでした。人はそれぞれ違うのだ。そして一人ひとり、まったく違った人生を歩むように生まれてきているのだと、やっとわかったのです。すると、波瀾万丈な体験をしている彼女をうらやましく思うこともなくなりました。
『人生は奇跡の連続』(山川亜希子著、大和書房)より
 これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
 悟りに近い人は平凡な人生を送り、そうでない人は波瀾万丈を生きる、なぜなら波乱は修行だから……と言う人もいました。
私のコメントを追加します。
 実は私も、人が波瀾万丈を語るとうらやましく思いました。私自身は親が7億円の借金の保証人になり一家で夜逃げ同然のことをした経験がありますが、まったく苦労とは思っていません。そのとき弁護士が言いました。「すべての財産を失っただけでなく巨額の借金がまだあるのに森田さんはなぜ楽しそうなのですか」…と。私には波乱を語るものが何もないのです。私はきわめて幸福に生きています。なぜかといえば、それは神の運命の下で生きているからです。

運命と自由(その65)…SATORIは異常なことであってはならない

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 ランチのとき亀は寝てしまいました。
 僕はそっと仕事に出ました。川の中に入り葉の浮遊を撮影しているのです。
 一時間ほどして戻ると、亀は寝ていた場所にいません。
 ふと視線を感じて水たまりを見れば、亀が水から首を出しています。
 亀は僕が川に入ったのを見て、自分でも入りたくなったのでしょうか(笑)。
 心理学者エーリッヒフロムは言っています。
「SATORIは異常なことであってはならない」
 釈迦のように悟りの旅に出るのは異常です。
 日常生活の中で悟れるのです。
 しかし私は悟りには興味がありません。
 悟っても宇宙の秘密が解明できるわけではないからです。
 そんなことをブツブツ言うと、亀はじっと聞いていました(笑)

運命と自由(その66)…誰もが唯一の存在

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 あなたはこの世界にたった一人しかいない、かけがえのない存在です。この世界で、余計な人は一人もいません。誰もが、それぞれに自分の、自分にしかできない生き方をするために、ここにいるのです。
『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』(山川亜希子著、大和書房)より
 これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
 私は神様がいると思っています。神様が私たちを作ったのなら、誰もが唯一の存在だと思います。
私のコメントを追加します。
 山川亜希子さんとは少しズレるかも知れませんが、誰もがかけがえのない人なので、社会を悪くする人も、かけがえのない人です。善人だけがかけがえのない人なら、この世は収束してしまうからです。だから悪人だって地獄に行くはずはありません。カルマもあるはずがありません。

運命と自由(その67)…亀は悟っている?(笑)

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 また川に行って戻ると、亀は水にもぐっていました。
 5分経過・・・
 げー、さすがに竜宮城に行けるわけです。空気呼吸をするくせにこんなに長く潜っていることができるのです。
 アメリカにSATORIという単語を広めた鈴木大拙は次のように言っています。
「悟った人こそ、刹那の間に華蔵世界(れんげの世界)に入り、神道国土に入り、清浄国土に入り、法界に入り、凡に入り、聖に入り、餓鬼畜生に入るのだ」
 極楽浄土だけではなく、360度開いた世界に入るのです。
 この亀は潜水する世界に入れます。チットは悟っているのか(笑)
 

運命と自由(その68)…体験はどれも同じ

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 よく、ポジィティブな体験、ネガティブな体験があって、私たちはネガティブな体験はなるべくしないようにすべきだ、と言う人がいます。でも、そんなことはありません。体験はどれも同じです。同じように大切です。
『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』(山川亜希子著、大和書房)より
 これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
 はい、そう思います。私なりの意見を書けば、ポジィティブな体験、ネガティブな体験の違いは、その人の見方によるかも知れません。あるセミナーに出たとき、ひとつの体験を面白くも悲しくも喋る課題があり、そんなことができるんだと参加者自身が驚いたことがあるからです。
私のコメントを追加します。
 あるセミナーというのは、昔、時期は違いますが、山川夫妻も受けたものです。私は若者とペアになりました。私は例の7億円借金事件を喋りました。まずは悲しく喋れというので、私は喋りました。すると私の前にいる若者は泣き出しました。今度は楽しく喋れというので同じ事件を楽しく喋りました。若者は腹を抱えて笑います。事実はまったく同じなのにこれほどの差が出るのです。人生も同じだと思います。事実は同じなのに視点によって180度変わるのです。

運命と自由(その69)…サトリは平常の心である

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 亀が水面に首を出し、僕を見ています。
 亀は普通の顔をしています。
 心理学者エーリッヒフロムは言いました。
「サトリは平常の心である」
 はい、そう思います。
 普通でいいんです。
 

運命と自由(その70)…自分の価値

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 自分の価値は、何かを成し遂げ、他人に高く評価されたときに、やっと、獲得できるものだと、ずっとどこかで思っていました。それしか知らなかったから、それが当然だと思っていました。もしかして、それは家庭や学校で、そう教えられたからかもしれません。
『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』(山川亜希子著、大和書房)より
これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
 私は男性ですので、特に「企業人としての成功」という言葉にとてもあこがれていました。実は、いまでもそうかもしれません。でも、そういう自分もやはり自分なのだと思うようにしています。
私のコメントを追加します。
 今現在63才の私は、何でもオーケーなのです。来るモノ拒まず行きたいです。私にできることはすべてやりたいです。

運命と自由(その71)…意識を拡大するということは目覚めるということ、暗闇に光をもたらすということを意味する

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 これが亀と僕の仕事場との関係です。
 水たまりがすぐそばにありました。
 僕は川で撮影をするとここに来て画像をパソコンに入れて点検します。
 亀はそれを見ています。
 心理学者エーリッヒフロムは言いました。
「無意識のものを意識することは、人の意識を拡大することにつながり、現実により多く触れることであり、この意味で真実に触れるということを意味する。意識を拡大するということは目覚めるということ、暗闇に光をもたらすということを意味する」
 亀とは私は意識を拡大しているのだろうか(笑)

運命と自由(その72)…かけがえのない価値

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 自分はありまのままで価値があること、あなたという存在は、この世に、この宇宙にたった一人の、貴重で大切な存在であることを、私たちは知らなければなりません。私たちの人生が、私たちの家庭が、世界が、地球が、そして宇宙がもっと伸びやかで明るい場所になるためには、私たちが自分自身の大切さに、自分自身のかけがえのない価値に気づくことが、必要です。
『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』(山川亜希子著、大和書房)より
これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
あまりにも素晴らしいメッセージです。本当にそう思います。
私のコメントを追加します。
 先日も言いましたが私は現在63才で、向こうから来るものはバリバリやりたいと思っています。そういう行動的な時は、自分や社会を考える暇はありません。それでも良いと思っています。

運命と自由(その73)…腹が減ったら飯を食う

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 亀は僕が海苔をあげるとムシャムシャ食べます。
 後ろから激写しました。
 あまりに激しく食べるので顔に海苔がへばりついています。
 腹が減っているからです。
 釈迦は生まれたとき「天上天下唯我独尊」と言ったそうです。
 米国にSATORIを広めた鈴木大拙は「サトリとは、腹が減ったら飯を食うじゃ」と言いました。
 「天上天下唯我独尊」とは正反対です。
 サトリは異常な世界ではないと鈴木大拙は言います。
 

運命と自由(その74)…「まあいいじゃない」の気持ち

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 引き続き山川亜希子さんの言葉です。
 いまでも、調子が悪いときは不安や焦燥感や「自分なんて」という気持ちがときどき頭をもたげることもあります。でも、基本的には私は自分が大好きだし、自分のよいところもあまり好ましくないところ(嫉妬深いとか、すぐに人と自分を比べるなど)も、まあいいじゃない、と思えるようになっています。
『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』(山川亜希子著、大和書房)より
これはすでに紹介したワンネスメルマガに載っていまして、私のコメントは以下です。
森田健のコメント
「まいいいじゃない」というのは、とっても大事だと思います。だって世の中に完璧な人なんていません。完璧になろうとすれば、別の自分になってしまいます。
私のコメントを追加します。
 人に対しても同じように思うのが良いと思います。「女房なんてどこでもこんなもんさ」とか(爆)

運命と自由(その75)…腹が減ったら飯を食う2

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 一分たってもまだ食べきれません。
 SATORIをアメリカに広めた鈴木大拙は言いました。
「腹が減れば飯を食う。見たところ、ふつうの人たちと少しも違いがない。近代人の持つ複雑な観念を持ち合わせていない自然から、ポッと出てきた人のままである。しかしながら、悟った彼の生命の内部にいたっては、それはいかに豊富で玄妙なことであろう。それは宇宙を通貫する無意識とじかに触れあっているからである」
 亀がこの境地かわかりません(笑)
 
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